【ED薬】塗り薬と飲み薬をどう使い分ける?

塗るタイプは「グローミン」といいます

勃起不全(ED)のED薬といえば、バイアグラ、レビトラ、シアリスが「御三家」と呼ばれ、いずれも錠剤タイプです。

バイアグラには錠剤のほかにフィルム状の「珍種」があるのですが、まったく別の薬では塗り薬タイプもあります。
大東製薬工業株式会社が製造している、テストステロン配合のグローミンです。陰嚢(いんのう、いわゆる金玉)に塗って使うED薬です。

男性ホルモンを補充する

グローミンは、テストステロンを補充する薬です。テストステロンは男性ホルモンの一種で、ペニスや骨格、筋肉肉の成長に欠かせません。女性も男性ほどではありませんが、テストステロンをもっています。

何らかの原因で成人男性の体内からテストステロンが低下し、テストステロン欠乏症候群という症状を引き起こすと、EDになってしまうことがあります。

テストステロンがどのように勃起を助け、なぜテストステロンが減るとEDになるのかは解明されていませんが、EDの人の5~15%の人に、体内のテストステロンの低下傾向が見られます。また、性機能が正常な男性は、性交中にテストステロンの量が増えていることも分かっています。
そこで、「テストステロンが減るとEDになる」といえるのです。

さらに、ED患者にテストステロンを投与すると、勃起と性欲が回復することも確認されました。

グローミンの使い方

グローミンは朝晩2回、陰嚢に塗ります。量はチューブを押して2センチほどです。マッサージをする要領で塗り込んでいきます。
症状が改善してきたら1日1回に減らすことができます。

グローミンの効果

グローミンで改善が期待できる症状は次の通りです。
・勃起力減退
・早漏
・性欲欠乏
・性感減退
・遺漏(勃起が不十分なうちに射精してしまうこと)

毎日2回塗り続けても効果が出るまでに1カ月ほどかかることがあります。

グローミンの入手方法

グローミンは第1類医薬品といい、医師の処方なしに薬局で買うことができます。1個4,000円ほどです。ネット通販でも買うことができます。

錠剤タイプのED薬とはまったく異なる薬

バイアグラなどの錠剤タイプのED薬は、ペニスの血管を拡張させペニスに流入する血液を増やすことで勃起させます。
よって、男性ホルモンを増やして勃起を促すグローミンとは、同じED薬でもまったく別の薬といえます。

またバイアグラなどの錠剤ED薬は、飲んでから1時間足らずで効果が出てきますが、グローミンは効果が出るまでに1カ月ぐらいかかることがあります。

まとめ~自分に合ったED薬を探そう

ゆっくり効くグローミンと、即効性があるバイアグラは、体調や使うシチュエーションによって使い分けましょう。また、グローミンは医師の処方せんが要らないとはいえ薬ですので副作用はあります。慎重にご使用ください。