なぜ低血圧の人はED薬の服用に注意が必要なのか

最悪ショック症状を引き起こすかもしれません

普段から低血圧に悩んでいる方は、勃起不全(ED)を治すED薬の使用に慎重になりましょう。なぜなら、低血圧の人がED薬を飲むと血圧が下がりすぎてショックを引き起こし、最悪救急車で運ばれるということになりかねないからです。

あまり深刻に考えられてこなかった低血圧

日本では高血圧のほうがより重大な病気として取り上げられているので、低血圧は「あまり深刻ではない」と考えられがちです。確かに高血圧が引き起こす心筋梗塞や脳梗塞などの合併症に比べると、一般的な低血圧は恐くありません。
しかし、低血圧も重症化すると、とても危険な状態に陥ることがあるのです。

100/60以下の人は要注意

低血圧とは、血液が血管の壁を押す力が弱くなっている状態です。数値では100/60mmHg以下の場合、低血圧と診断されます。

低血圧の人は、
・立ちくらみ
・めまい
・目覚めの悪さ
・頭痛
・倦怠感
・疲労感
・動悸
・胸痛
・肩こり
などが起きます。失神を引き起こす人もいます。

低血圧は、遺伝的な体質や、やせ型の虚弱体質などによって引き起こされます。自律神経が乱れて血圧がコントロールできなくなって起きることもあります。
根本的な治療法がないことも、低血圧の特徴といえるでしょう。

バイアグラ、レビトラ、シアリスすべてに注意が必要

低血圧の人は、3大ED薬であるバイアグラ、レビトラ、シアリスを「使えない」わけではありませんが、細心の注意を払ってください。

バイアグラは元々高血圧の薬でした

バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは、元は肺動脈性高血圧症の治療薬に使われていました。高血圧の治療薬ということは、血圧を下げる効果があるということです。
血圧が高い人であれば、血圧を下げる薬を飲んで「ちょうどよくなる」のですが、これを低血圧の人が飲んでしまうと血圧が「下がりすぎてしまう」のです。
バイアグラなどは低血圧を悪化させてしまうというわけです。

では、高血圧の人はバイアグラを飲むと「ちょうどよくなる」のかというと、これもそうではありません。
高血圧の人は別の支障を引き起こすので、高血圧の人もバイアグラなどの使用には注意が必要なのです。

まとめ~体が弱い人はED薬の服用に慎重になりましょう

低血圧に限らず、大きな病気をした人はED薬の服用に慎重になりましょう。ネット通販で買って自分で薬の量を調整する、といったやり方は危険です。きちんとクリニックにかかり、医師に相談し、医師の指示通り服用したほうが「身の安全」です。