糖尿病薬について

糖尿病に処方される薬には、どんな種類があるの?1型と2型の違いは?

糖尿病薬に興味をお持ちでしょうか?軽度から重度まで糖尿病の中にも様々な疾患がありますが、糖尿病薬は大きく3つに分けることができます。
今回は糖尿病薬についてはもちろんのこと、それらの薬がどのように作用するかまでをご紹介します。
この記事を読み終わる頃には、糖尿病薬について知識を深めることができるでしょう。

糖尿病薬は大きく3つに分類することができる

糖尿病薬には複数種類があるのですが、大きく3つに分けることができます。
インスリンを出しやすくする薬インスリンを効きやすくする薬糖の吸収や排出を調整する薬、の3つに分類されます。

これらは患者さんの状態に合わせて処方されるので、ご自身に当てはまるものを参考にしてください。

糖尿病薬:インスリンを出しやすくする薬

「インスリンを出しやすくする薬」は、肝臓に働きかけることで、インスリン分泌不足を補う作用があります。
糖尿病薬の中で、インスリンを出しやすくする薬に当てはまるのは、以下の通りです。

  • スルホニル尿素薬(SU(エスユー)薬)
  • 速効型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)
  • DPP-4(ディーピーピーフォー)阻害薬

糖尿病薬:インスリンを効きやすくする薬

「インスリンを効きやすくする薬」は、インスリン抵抗性と呼ばれる、インスリンがなかなか効かない状態に作用があります。
糖尿病薬の中で、インスリンを効きやすくする薬に当てはまるのは、以下の通りです。

  • ビグアナイド薬
  • チアゾリジン薬

糖尿病薬:糖の吸収や排出を調整する薬

「糖の吸収や排出を調整する薬」は、食べ物に含まれる糖の吸収を穏やかにしたり、糖の排出を手助けする作用があります。
糖の吸収や排出を調整する薬に当てはまるのは、以下の通りです。

  • α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI:アルファー・ジーアイ)
  • SGLT2(エスジーエルティーツー)阻害薬

どうして糖尿病になるの?1型と2型の違いは?

見た目では判断できない糖尿病ですが、多くの人が抱えている疾患の1つです。
そんな糖尿病には1型と2型という2種類があり、1型と2型では血圧を上げている原因も異なります。

  • 1型糖尿病:インスリンの分泌不足が要因となって発症します。
  • 2型糖尿病:インスリンの分泌不足と、インスリン抵抗性の2つが要因となって発症します。

私たちの体の中では、寝ている間もインスリンが作られています。
それらのインスリンは血液中に一定量保たれていて、食事から糖を摂ることでバランスを保っているのです。
そのバランスを保つ役割を担っているのが、肝臓です。

遺伝的要因で糖尿病を患っている方もいらっしゃいますが、生活習慣病の代表ともいわれる糖尿病は普段の食生活を気を付けるだけで、予防することもできるのです。

糖尿病薬というとインスリン注射を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は糖尿病薬には複数種類があり、その人によって処方される薬が変わります。
今回ご紹介した薬以外に「配合薬」という糖尿病薬があり、症状によって複数の薬を組み合わせることもあります。

ここまで糖尿病薬についてお話ししてきましたが、最後に以下の3点をご記憶いただけると幸いです。

  • 1.糖尿病薬は、大きく3つに分類することができる
  • 2.症状によって薬を組み合わせる「配合薬」もある
  • 3.糖尿病の1型と2型は、インスリンの分泌不足だけか、インスリン抵抗性もあるのかの違い