EDを放置するとどうなるの?「隠れている病気が重症化するかも」

重症化させる前にSOSを察知しましょう

勃起不全(ED)は放置せず、きちんと治しましょう。
30代40代の「セックスしたい世代」の人が勃起不全(ED)を発症した場合、必死になって治療に取り組むと思います。
しかし50代60代に突入すると「もう性交できない年なのかな」と考え、ED治療に取り組まない人が出てきます。それでもED治療に取り組んだほうがいいのです。

それは、EDの陰に隠れている病気が進行し、重症化するかもしれないからです。ときに死に至る病にまで進んでしまうこともあります。
EDは体のSOSなのです。

30代40代は心の病が隠れているかもしれません

30代40代でも「もうセックスはいいや」と思っている人もいるかもしれませんが、それでもED治療を検討したほうがいいでしょう。

EDを発症する原因は年代によって異なります。30代40代のEDはペニスの臓器としての異常ではなく、心の問題かもしれません。
会社でのパワハラや過労、プライベートでの悩みなどのストレスがたまって、自律神経がバランスを崩しているのかもしれません。勃起は神経の複雑な連携で起きる現象なので、自律神経がうまく機能しないとEDを引き起こすからです。

EDになるほどの強いストレスは、放置しておくと内臓の病気の原因になりかねません。よって30代40代のED患者も、しっかり治療に取り組んだほうがいいのです。

心筋梗塞、脳梗塞に進んでしまうかもしれません

50代60代の場合は、他の病気がEDを引き起こしているかもしれません。

勃起は血液を溜めてペニスを硬くするので、勃起できないEDは、ペニスに十分な量の血液が流れ込んでいないことになります。
ペニスの動脈の直径は1~2ミリととても細いので、体内の他の太い血管よりも早く支障が出てきます。
血管の病気で恐いのは動脈硬化で、これが進むと心筋梗塞や脳梗塞など死に至る病の原因となります。EDはこうした病気の前兆かもしれないのです。

しかも50代60代といえば、動脈硬化の適齢期ですので「EDの原因、動脈硬化説」が当てはまる可能性が高いといえます。

あるクリニックの院長が、EDの治療に来た患者に念のため首のエコー(超音波)検査を行ったところ、首の重要な動脈が狭まっていたことが分かりました。
そのまま放置すると脳梗塞になりかねないので、そのクリニックの院長はED患者に循環器内科の受診をすすめました。

まとめ~EDは立派な体の異常です

EDは「性交ができなくなる状態」である前に、「体の異常」です。確かに「EDだけ」であれば日常生活に支障はありませんが、多くの場合、「EDだけ」にとどまりません。ぜひ一度医者に相談してみてください。